明日の私
<月経前症候群とつき合う>
| 初診から半年。私は今も自分に合う薬を探し続けている。薬が変わると必ずと言っていいほど副作用があり、なじんできたときの状況を見てまた考える。試行錯誤を繰り返しながら合う薬を探すのだという。 もうすぐ夏が来ようとしている。私は少しづつ家事を再開し始めている。1日サブリナと一緒に過ごす事から始めて、ヘルパーさんが来てくれている間に夕食を作る事を増やし、今現在洗濯を増やしている。出来そうなときには掃除をしたりもする。車の運転も出来なかったが、今では乗り回している。土曜日はサブリナを夫に任せて一週間分の買い物に出掛ける。退院当時は買い物に行っても所狭しとおかれている野菜や肉や魚達に圧倒され何をかって良いのか分からなくなって落ち込んだりもしていたのに、大きな買い物バック(エコな人だからスーパーの袋はもらわないのです。。。)を両肩に担いで帰ってくるとき「私って元気になったなぁ・・・」なんて思うのである。散歩にも出掛けるようになった。でもこれはHave toな時が殆どかな?天気がいいと「連れて行かなくちゃ!」という衝動に駆られるのだ。でもそう思う気持ちに嘘はつかないことにして、たとえ15分でも出掛けるようにしている。出掛けようと思っても体が動かない時期があったのだ。出掛けられるようになったということは、進歩なのだから。 私が毎日の生活をする中で出来ないことがある。 退院してしばらくたった頃から私は新たな問題に直面している。 「産後うつ」にしろ「月経前症候群」にしろ、世間の理解は少ないのが現状である。誰でもそうだとか、甘えてるだけだとかそういう次元で、その度合いが問題なのに「昔はそんな病名なんて無かったから、みんな何も言わずに頑張ったんだ!そんな病名を付けて病人になっているだけだ」なんて言われたりするのだ。ある時、胃痛を伴う風邪をひいてかかりつけの内科に行った。服用している薬を見た途端「気分の問題だ!育児が辛いのか!家事が嫌なのか!!」と私を罵倒し、心療内科に通うことまで避難されたのだ。れっきとした医師までがこんな調子なのだ。 そんな中、私は救われている。夫や義父や義母が理解してくれて助けてくれる。「昔ならとっくに離縁されて実家に返されてるわ!」私の母の口癖である。実の母親よりも理解しようと努力して、今も根気よく私とつき合って助けてくれる。何よりもありがたいことだ。同じマンションのママ友達も、私の病気を知っても今までと変わらずつき合ってくれ、寂しいときは遊びに行ったり来たり出来るのだ。 一体いつまでこんな状態が続くんだろう・・・と私はよく思い、焦る。主治医にいつも「焦ってはいけない」と言われているが、みんなが私を温かく見守ってくれればくれるほど焦る。そういう私を見続けている夫や保健婦さんは「長い人生のほんのちょっとなんだから甘えたらいいんだいよ。」と言ってくれる。本当にそれで良いのだろうか・・・。 「気分の問題」確かにそうだ。でも、それをどうすることもできないのだ。本当に治るのだろうか・・・いつも思う。「月経前緊張症」とは長いつきあいになりそうだが、毎月毎月繰り返すうちに自分で対処できるようになるのだろうか・・・。不安はいつも同じで、いつも答えは見つからない。 最近、私は思っていることがある。いつか同じように苦しみ、悩むママ達の力になりたい。この気持ちは同じように悩んだ人にしか分からない。そんなママ達に「そうだよねぇ。よくわかる。」って言ってあげたい。「明日の私」の目標である。 2002.5.27 |