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そしてまたスタート
<新しい物差し>

入院時に、私の診断書が出てサブリナの保育園入園が決まった。退院した私は徐々に日常生活になれるため、サブリナを保育園に預けたままスタートすることになった。毎朝、夫がサブリナを保育園に連れて行き、夕方私の母がサブリナを母の家に連れて帰り、夕飯を食べさせてくれ、私たちが夕食を食べてからサブリナを迎えに行くという生活だ。そして2週に1度の受診とカウンセリングに通う。

当初私は、その生活に戸惑いを感じずにはいられなかった。入院まではサブリナと1日を過ごし、あっという間に1日が終わっていたが、退院して突然日中は誰もいない私だけの生活が始まったのだ。その静かさと、物足りなさに私は、サブリナにまで何かを求めていたことを思い知らされ愕然とした。あの小さな体に私は何かを求め、依存していたということだ・・・。しかし、親友の「親子とはそういうものだ」という言葉に救われた。

さて、そんな生活の中私は何かを探し始めた。サブリナのいない日中にできることを。そうしなければ1日をやり過ごすことが出来なかったからだ。HPの更新、アルバムを作ったり、キルトを始めたり・・・。
そんな中でもPMSはやってくるし、鬱に陥って何もできない日がある。それをどうやり過ごすかを模索する毎日である。鬱に陥ると自分を見失うこともあるし、生きることさえ辛くなることがある。でも、私はサブリナの未来を共有したい!だから生きていこうと思っている。鬱を上手くやり過ごすことができるようになった頃、サブリナとの生活も再開するだろう。

今までに自分の中で作り上げた「当たり前の物差し」(親友談)を、ぶち壊し、新しい「物差し」を探すのだ。
今までの私は、全てがhave toだった。〜しなければならない。〜するべきだ。その「物差し」が私を追いつめ苦しめていたからだ。「物差し」を変えることは大変だ。自分でもどうしていけばいいのか分からない。でも、そうやって柔軟に生きていたり、カウンセリングを受けることによって「物差し」を変えていければいいと思う。焦る必要はないのだ。子育ては、これからずっとずっと続いていくものだし、時間は充分にあるのだ。

今の私の目標は、普通の(この表現が正しいかは分からないが・・・)専業主婦になることであり、お母さんになることだ。いろいろな悩みや自分の体の不調の時も、子供と2人何とか過ごしていける「お母さん」だ。人によっては「当たり前のこと」なのかもしれない。でも私には今それが困難だ。だからそれを目標にしている。
そしてもっと大きな目標は、いつか元気になって、同じように悩むお母さんに「そうだね。辛いね。」と声をかけ、支えてあげられるようになりたい。「きっと、良くなるときが来るのだ」って。

「きっと良くなる」私はそれを信じ、同じように悩む人を支えられるようになることを目標にしたい。

                                            2002.10.23

 


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